date_range 12 Nov, 2019

インドネシア地震 燃料不足で救助活動にも支障


インドネシアのスラウェシ島で起きた地震と津波の被災地では食料や水だけでなくガソリンなどの燃料も不足し救助活動にも支障を来しています。防災当局は燃料の供給に全力を注いでいると強調しています。

インドネシアのスラウェシ島中部では先月28日、マグニチュード7.5の地震と津波が発生し、防災当局のまとめではこれまでに1234人の死亡が確認され6万人を超える人たちが避難を余儀なくされています。

被災地は道路が寸断されていることなどから物資の輸送が滞り、食料や水だけでなくガソリンなどの燃料の不足も深刻になっています。

被災者たちは支援物資が配られる場所に行くためにバイクや車に入れるガソリンが必要です。

地震と津波で大きな被害を受けたパルの市内では停電でポンプが止まったガソリンスタンドの地下のタンクに残っていたガソリンを長い棒の先に付けたペットボトルでくみ上げる住民たちの姿が見られました。

被災地ではいまだに大勢の人が倒壊した建物の中に閉じ込められているとみられますが、重機の燃料が不足していて救出活動にも支障を来しています。

インドネシアの国家防災庁は3日、ツイッターでパルにはすでに10台のタンクローリーが到着しているほか海や空からのルートでも燃料を運んでいるなどと伝えて、燃料の供給に全力を注いでいると強調しています。

「海に浮かぶモスク」も被害
地震と津波で大きな被害を受けたパルでは「海に浮かぶモスク」として街を象徴していた建物も破壊されました。

このモスクは海岸近くの海上に柱を海底に打ち込んで建てられていました。

津波によって本来あった場所から6メートルほど流され、現在も建物の一部が海に沈んだ状態になっています。

津波が起きた当時は夕方の礼拝のために多くの人がモスクの中にいたということです。

このモスクの代表のサラームさん(40)は「私は津波が起きた時にモスクの中にはいなかったが、その後に駆けつけたらモスクに通っている人の遺体が打ち上げられていた。とても悲しいです。この建物はパルの象徴なので将来的には再建したいと思っています」と話していました。

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