date_range 16 Dec, 2018

大地震に備え難病患者の自宅で避難訓練 北海道 帯広


大きな地震が起きた際に難病患者を自宅から避難させる方法を確かめる訓練が北海道帯広市で行われました。

この訓練は帯広保健所が企画し、全身の筋肉が動かなくなる難病、ALS=筋萎縮性側索硬化症の患者とその家族たちが参加しました。

震度5強の地震が起きて住宅が壊れるおそれがあるという想定で行われ、はじめに訪問介護のヘルパーが家族と協力して人工呼吸器をつなぎ直すなど避難の準備をしました。

このあとかかりつけの病院に受け入れができるかどうか電話で確認し、3人がかりで2階の寝室から1階まで患者を担架で運んだあと車いすに乗せ替えました。

訓練のあと参加者からは、電話が使えない事態を想定し別の連絡手段を確保すべきという意見や、人工呼吸器など専門的な医療機器の取り扱いのマニュアルが必要だという要望が出ていました。

ALSの妻と訓練に参加した東洋さんは「訓練を通してさまざまな課題が見えた。今後も繰り返し行うことでよりよい方法を見つけていきたい」と話していました。

帯広保健所健康推進課の合田真弓課長は「一人一人病状や居住環境が違うのでそれぞれの特性に応じたきめの細かい支援計画作りにつなげていきたい」と話していました。

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